こんにちは、yucafeです。
みなさんは、いつまで抱っこしてもらってましたか?
幼稚園に入るまで?小学校に入るまで?小学生になっても?中学生になっても?高校生?
そろそろ『まさかぁ』って声が聞こえてきそうですね。
中には『赤ちゃんの時しか抱っこされてないから覚えてない』って方もいらっしゃるかもしれませんね。
『抱っこは赤ちゃんがしてもらうもの』という考えが一般的だと思いますが、yucafe的には、もう少し大きくなった子どもこそ、ママが抱っこすることを意識してほしいと思っています。
今回は、その『いつまで抱っこしていいの?』というママの疑問にお答えします。
Contents
いつまでも何歳でも抱っこしていい!
結論から言います!
いつまでも、いくつになっても、何歳でも、抱っこしてかまいません!!!
こう言うと、「いや、とは言ってもいくらなんでも小学校の高学年になったらムリでしょう」と言われることもありますが…
小学校の高学年だろうが、中学生だろうが、高校生だろうが、大学生だろうが、社会人だろうが、抱っこしていいんです!
老若男女問わず、抱っこしていいんです!
いつでもどこでも抱っこ?
抱っこし始めたきっかけ
きっかけはある子育て座談会でした。
そこで私はその当時2~3才だった長男の悪行三昧(笑)を、その座談会の主催者に訴えたのです。
例えば『言うことを聞かない』『ありがとうが言えない』『ご飯を落ち着いて食べてくれない』『お友達に意見が言えない』などなど…今考えたら、そのぐらいの年齢の子どもなら普通のことなんですけど、それが私の子育てが悪いせいだと思っていたこともあって、気になって気になって仕方なく”悪行”と表現してしまう母親でした。
そんな私に、その主催者はひと言「抱っこしとけばいいのよ!」と言ったんです。「抱っこしてって言われたら抱っこしとけばいいのよ」と。
そして私も、あぁ抱っこしとけばいいんだ!とナゼかそこは素直に従い始めました。
抱っこできない時も抱っこするの?
そんなきっかけがあって、私は『長男がいい子になるなら』と抱っこをするようになりました。(今考えると『私にとって都合のいい子』にするために抱っこし始めたワケです。)
小さい頃は家でも外でも「抱っこして」と言われたら、できる時には抱っこしてました。できない時には「今は出来ない」と出来ない理由を話して抱っこしませんでした。
例えば両手に荷物を持っていて物理的にムリなとき、私自身の体調や感情が思わしくない時などは、「今は〇〇だから抱っこできない」と理由を話して抱っこはしませんでした。
そりゃそうですよね、抱っこしてほしいんだもん(笑)
私が絶対に言わなかったこと、それは…
・もう大きいのに恥ずかしい!
・お兄ちゃんなんだから甘えないの!
です。
子どもは、それ以上小さくならないですよね。そしてもう弟にはなれないですよね。ということは、このふたつの言葉を言ってしまうことは、「もうあなたを抱っこすることはありません!」とママに宣言されたのと同じことなんです。
この宣言、子どもにとったら悲しいですよね。
大好きなママから「もう抱っこしない!」しかも子ども自身ではどうにもできない(小さくなれない、弟にはなれない)理由で抱っこしてもらえないんです。
そして…「もう自分は抱っこしてもらえないんだ…」と諦めてしまうんです。
この二つを言うことなく抱っこ出来る時はして、抱っこ出来ない時は出来ない理由を言ってしない、ということを続けていたせいもあって、長男は小学生になっても「抱っこして」と普通に言う子どもでした。
どうして小学生や中学生、まさかの高校生でも抱っこしてほしいの?
「大きくなった『子どもが抱っこしてほしい』と思ってるハズがない」と考えるかもしれませんね。特に”抱っこは赤ちゃんのためのもの””抱っこは泣き止ませるためのもの”と思っている大人にとっては、そうかもしれません。
でもちゃんと大きくなった子どもにも抱っこしてほしい理由があるんです!
小さい頃の理由と大きくなってからの理由
2~3才までの子どもの『抱っこして~』の主な理由は、歩きたくない、眠い、甘えたいなどが考えられます。
しかしもう少し大きくなってからの『抱っこして~』には違う理由があるのです。
『人肌恋しい』という言葉をご存じだと思います。
また震災などのあとは、結婚する人が増えるという現象を聞いたことがないでしょうか?
これは…人は不安や緊張(ストレス)を感じるとふれ合いを欲する、からなんです。
海外で見知らぬ男女がいる部屋を突然真っ暗にして(=ストレスをかける)、その後電気をつけると、全員が部屋の真ん中で寄り添っていて、その半数は抱き合っていた、という実験結果が出ています。
→触れることで分泌し不安を解消するオキシトシンについてはこちらをご覧ください。
子どもが心と身体で知っていること
子どもは、この『不安や緊張で人とふれあいたくなる』ことを、心と身体で知っています。
だから、不安を感じるとママに触れて安心したい、のです!
例えば・・・
子どもがナニがしでかして叱った時、泣いた挙句に「ママ、抱っこして~」と言ってきたり、叱ってお互いにプンプンしてるのにしばらくすると子どもから「ママ、抱っこ」と言ってきたり、隣にピタっとくっついてきてみたり、そんな経験はママなら少なからずあるのではないでしょうか?
これも、子どもは不安を感じると触れたくなることを心と身体で知っているので、ママの気持ち(怒りが治まってない状態)はお構いなしで、ママに触れて安心したくて「抱っこして」と言っているのです。
あんなに叱ったのに、どうして?って、その当時は不思議に思ってました(笑)
子どもの「抱っこして」に答えるコツ
抱っこやふれ合いで、わが子の不安を少しでも解消することができるとしたら、こんなにうれしいことはないですよね。
とは言っても、だんだん大きくなってきてるし、安心するまでずっと抱っこしておくこともできないし…と考えるママに、ちょっと大きくなった子どもの『抱っこして』に答えるコツを3つお伝えします。
①数分でOK
赤ちゃんの時は泣き止むまで抱っこしていたママも多いと思いますが、大きくなるにつれて抱っこの回数、抱っこの時間は少なくなります。
毎日数えられないほど何回も抱っこしていたのが、1日1回になり、数回になり、3日に1回になり、週間に1回になり、1ヶ月に1回になり、3月に1回になり、半年に1回になり…そのうち「あれ、最後に抱っこしたのいつだっけ?」と前回を忘れてしまうほど、抱っこしなくなります。
そして、回数の減少に伴い、抱っこする時間もどんどん短くなります。
何故なら、抱っこしてあげることで気持ちを受けいれてもらえたと感じて、数分も抱っこしていると他に興味が移る(テレビとか他の遊びとか)のです。
どんなにママが『抱っこしときたい』と思っても、子どもから降りることが多くなります。
中学生、高校生になると、抱っこしてるっていうよりしがみついてる感じ。
②黙っててOK
わが子が不安を抱えて「抱っこして」と言ってきたら、ママとしては「学校でナニかあったの?」と気になることと思います。
そして、解決してあげたくて「ナニかあったの?ママに何でも話して!」って言いたくなりますよね。
でも、ナニも言わなくてOKです。
いや、むしろ黙っててください!
子どもは自分で問題を解決しようと思ってます。ただ不安だからママに抱っこしてほしい、くっつきたい…と思ってるだけなんです。その気持ちを黙って受けとめるだけで十分です。それを繰り返すことで『うちの親は自分のことをしっかりと受けくれる』と子どもが感じてくれるようになります。
ママの不安からいろいろと聞き出そうとしなくても、親の手助けが必要になったらちゃんと話してくれる、頼ってくれる親子関係を作ることが大切です!
③ママの都合で降ろしてOK
抱っこし続けられるなら、抱っこしてあげてもいいでしょう。
でも、他にしなくてはいけないこと、だんな様の用事とか、兄弟姉妹のお世話とか、優先するべきことがあるなら、降ろしてOKです。もちろん、ママの腰がツラい、体調が悪い等も同じです。
何よりも優先して抱っこする、ということではないのです。
ただ、抱っこしてもらいたいワケなので、降ろすと泣いてしまう可能性もあります。でも一旦受け入れて抱っこしてますから、泣いていても大丈夫です。(その時も「パパの用事があるからね」とか「お仕事があるからね」とか「ママ、しんどくて…」など、降ろす理由を言ってあげてくださいね。)
抱っこはいつまで?小学生や中学生や高校生でもせがむ理由とは、まとめ
・小学生でも中学生でも高校生でも抱っこしてOK
・抱っこやふれあいで不安を解消できる
・抱っこするコツが3つある
です。
わが子も抱っこも大好きで、でもいつまで抱っこしてもいいの?って不安なママに届いたらうれしいです。
でもマッサージをしたり、肩をポンポンとしたり…私から意識してふれています。
長女(19)はいまだに私の膝に座ってきます。
あ、、、髪を結ぶのも復活してます(笑)
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