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健康体の私が脳梗塞の前兆【一過性脳虚血発作】で倒れた日の症状とその後

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一過性脳虚血発作』をご存知ですか?

放っておくと、数時間から数か月後に『脳梗塞』を起こすかもしれない…脳梗塞の前兆とも言われている、とても怖い病気です。

そして49才の私を襲ったのが、この『一過性脳虚血発作』でした。

風邪ひとつひかず、病院にもかからないために内科のカルテがなくなってしまうほど…病気とは無縁だったんです。

そんな私が経験した『一過性脳虚血発作』について、その時に現れた症状や治療、その後の経過や注意点についてお伝えします。

 

脳梗塞の前兆、一過性脳虚血発作で倒れた日のこと

とにかく私は健康そのものでした(と思っていた。)

健康に悪いと言われているようなこととは無縁でした。
お酒も飲まない、たばこも吸わない(家族も吸わない)、甘いものもそんなに好きじゃない、暴飲暴食しない…そして血圧も高くない。(献血で低血圧過ぎて断られた経験あり。)

病院に行くほどの風邪をひくこともなかったので、近所の内科から以前のカルテがなくなっていたほどでした(笑)

そんな私が倒れた日のことから書いていきます。

 

一過性脳虚血発作の前兆?

2014年2月、私は講師仲間のサークルで子育てセミナーを開催しました。

その子育てセミナーが終わってから、参加されたママや講師仲間と歓談。その時…初めて味わう感覚の頭痛がしたんです。(後頭部がズーーーンとする感じ。)

私は元々痛みには強いほうなので、その頭痛の時も周りの人にはわからないように普通に対応していました。
そしてその痛みは30分ぐらいで引いてしまいました。

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今考えると、この頭痛が一過性脳虚血発作の前兆だったのかもしれません。

 

一過性脳虚血発作で倒れる直前の症状

その後、講師仲間と一緒にその会場を後にしました。
しばらくふたりで並んで歩き、私は最寄り駅へ向かうために講師仲間と別れました。

右足に力が入らない

民家と大きな公園に挟まれているちょっと細い道をひとりで歩いていると、少し右にふらついたので、右手に持っていたプロジェクターが重いせいだと思い、左手に持ち替えました。ところが数歩、歩いた時…自分ではまっすぐ歩いているつもりなのに、身体が右に右に寄っていくのがわかりました。

yucafe
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(あれ、おかしい…右足に力が入らない…)

と思った時には、細い道沿いに建っている家の門の前に座り込んでいました。
助けを求めようにも人通りはなく、大きな公園から子供の声が聞こえてくるだけ。家族に電話しても場所の説明ができないし、すぐに来れるワケじゃない。

yucafe
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(どうしよう、これ右半分に力が入ってないってこと?ヤバいじゃん)

頭の中では、テレビの『九死に一生』みたいな番組でよくある、手から箸がポロっと落ちて『これが始まりでした』とか『この症状を見逃していたのです』的なシーンがめぐりました。

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(助けてもらわないと…)

この時に頭に浮かんでいたのは、わが子のこと。
このままじゃダメっ、わが子のためになんとかしなきゃ…と思ったのです。

そして…
チカラを振り絞って立ち上がり、見ず知らずの民家のインターフォンを押しました。

 

え?ろれつが回らない…

幸いなことに、その家の方がインターフォンに出てくださいました。

「すいません、助けてください…」

と何とか言えたものの、その自分が発した声と言葉にさらに怖くなりました!!!
なぜなら

ろれつが回っていない!!!

それがはっきりと自分でわかったんです。(言葉自体はちゃんと聞き取ってもらえたとは思いますが、自分の舌の感覚がおかしかったんです。)

この『ろれつが回らない』って…
『九死に一生』とか『名医がなんとか』的なテレビで、脳の病気の前兆として必ず出てくるやつですもんね。

そして、少し意識が遠のき、その場に倒れこみました。

数分後には症状が治まる

すぐに家の方がおふたりでてきてくださって、駐車場にブルーシートを敷き、私をそこに寝かせてくださいました。
そして、救急車の手配をしてくださったんです。

実は…救急車が到着するまでの間に、私の意識は完全に戻っていて、身体の右側にもしっかり力が入れられるようにもなってました。
もし救急車を手配していただいてなければ『もう大丈夫です!お手数をおかけしました。』とお詫びとお礼を言って、そのまま帰っていたかもしれません。

意識がもどっていた私は救急車が到着した時には、救急隊員の方にしっかりとこれまでの症状をお話することもできました。

これが一過性脳虚血発作の怖いところで…数分すると症状が治まるのです。

一過性脳虚血発作と診断され即入院

救急車で大きな救急病院に運ばれ、CTなど検査を受け、その日の経緯や症状を何度も聞かれしっかり答え(笑)ました。

そして…

医者
医者
〇〇〇〇(病名)ですので、今日はこのまま入院してもらいます。

とお医者様に告げられます。

病名は聞き取れず(聞き取れたとしても知らない病気ですけど)、こんなに元気なのに、もう症状はどこにもないのに『入院』???

yucafe
yucafe
え?もう元に戻ってるのに入院ですか?私2週間後に高校受験を控えた子どもがいるんです。入院してる場合じゃないんです!

と涙ながらに訴えるも…

医者
医者
今日は帰ることは出来ません。検査入院なので1週間ほどかかります。

この有無を言わさぬ入院がどれだけ大切だったかを知ったのは、退院して病名をネットでググったときでした。

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一過性脳虚血発作で検査入院中のこと

2回の妊娠以外で入院したことがない私。
しかも、上にも書いている通り、当時中学3年生だった長男の公立高校受験を2週間後に控えていました。(志望校を決める大事な時期でした。)

そして、慌てて駆けつけてくれただんな様から初めてしっかり聞いた病名

一過性脳虚血発作
(いっかせいのうきょけつほっさ)

別名「TIA」(transient[一過性の]ischemic[血流が乏しくなる]attack[発作]の英語の略称)

初耳( ̄▽ ̄)

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yucafe
初めて聞いた!入院しなきゃいけない病気なんだねぇ。。。

そんなのんきな会話をだんな様と病室でしたことを覚えています。

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一過性脳虚血発作の検査

1週間ぐらいの検査入院ということで…
翌日からは4人部屋に移り、それからはCTをとったり、MRIをうけたり…検査の毎日でした。

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MRI、身動きがとれないのと音とでめっちゃ怖かったけど、最終的には寝てた(笑)

毎朝、先生に『やって見せてください』と言われていたのが

・両手を前にまっすぐ伸ばしてグーバーグーパーをくり返す
・仰向けに寝て、片足ずつまっすぐ伸ばしたまま10cmぐらい上げて10秒数える
・『らりるれろ』か『ぱぴぷぺぽ』だったかを言わされる(うろ覚え)

恐らく左右のバランスと、ろれつが回るかどうかを見てたんでしょうね。
退院してからも、しばらくは自分でやってました。

脳には異常がなく、心臓を検査

脳の検査では異常らしい異常が見当たらず、心臓の検査もすることに…心電図をとったり、首に超音波をあてて検査をしました。

・心臓が原因の場合
心臓で作られた血栓が脳の動脈に流れていき、動脈が詰まると症状が出てきます。心臓に血栓ができやすくなる心臓の病気としては、心房細動という不整脈が圧倒的に多く、心筋梗塞、人工弁なども原因となります。ただ心臓にできる血栓は大きいため、一過性脳虚血発作よりは大きな脳梗塞(心原性脳塞栓症)として起こってくることが多いようです。
≪http://www.ncvc.go.jp/cvdinfo/pamphlet/brain/pamph96.html≫

 

高血圧対策の食事指導を受ける

一過性脳虚血発作の原因のひとつは動脈硬化、そしてその動脈硬化の最大の原因が高血圧です。

私は若い頃に血圧が低すぎて献血を断られた経験もあるんですが、倒れた時はなんと

血圧180越え

だったのです( ̄▽ ̄)

低血圧だとばかり思ってたので、血圧を測ること自体、数年間ありませんでしたが…まさかの180超えにびっくりでした。

ただ私は高血圧の原因と言われるお酒も飲まないし、たばこも吸いません。
ということで、病院の管理栄養士さんに食事指導までされる始末(笑)

みなさんよくご存じの…
・脂っこいものは控える
・味付けは薄味にする
・塩分を控える
・腹八分目を心がける
などなど…でした。

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私的に気を付け始めたのは『2日目の煮物の汁は残す』ぐらいかな(笑)

一過性脳虚血発作、退院の時に言われたこと

退院前に担当のお医者様に倒れた原因や、これからの諸注意を聞くわけですが…
倒れた直接的な原因は、恐らくということで『後頭部右側の血管に少しだけ詰まってたような跡がある』とのことで、他は特に異常がなかったようです。

退院後の注意としては『高血圧予防』ぐらいでした。

具体的には
・1ヶ月間毎日投薬(血液をサラサラにする薬)
・血圧を記録すること
・水を1日1.5ℓ摂る
・適度な運動

そして、半年間は月1回検査受診をすることになりました。

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注意として『興奮しすぎない』というのもあって、それを言われた瞬間に「コンサートとはダメですか?」と質問した私を呆れた目でみてただんな様が忘れられない…

 

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一過性脳虚血発作、退院後から現在

退院の時に言われたことと、入院中に先生に『やって見せて』と言われてたことを半年ぐらいは(笑)真面目にこなしてました。(脳梗塞にはなりたくないもん。)

プラス、高血圧予防のためにいろいろと試してやってます!(簡単なことしかやってないですけど…)

高血圧予防のためにやっていること、気を付けていること

私の場合、高血圧の人によくある『酒』『たばこ』が原因ではなかったので、高血圧対策として次のことに気を付けました。

高血圧予防①水を1日1.5ℓ飲む

確かにそれまで水を摂ることを意識したことはなかったですし、1.5ℓも飲んでいたかと言うと、全く足りていなかったと思います。

ということで、出かけるときはもちろん、家で仕事をしている時も、ペットボトルに水(私は水道水のことが多い)を入れて、いつでも飲めるようにしています。

ここで…気を付けたいのは1.5ℓ摂るのは『水分』ではなく『水』ということです。
水分と言うと、コーヒーやお茶もOKのような気がしますが、それらの場合はカフェインが入っているので利尿作用があり、単独で摂ると体から水分が出ていってしまうそうです。

なので『水』を摂るようにしてください。

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専門家に『コーヒーを飲むなら、同量の水も飲んで!』と言われました!!!

高血圧予防②玉ねぎを生で食べる

それまでもお味噌汁や普通の料理の材料として食べてはいましたが、生で食べることを意識して増やしています。

ただ…玉ねぎって生だと辛いですよね。
その辛みが高血圧予防になる成分の『硫化アリル』ってやつらしいんですが、これが熱に弱く水に溶けるらしく、煮る、水にさらす、と半減してしまうんだそうです。

だから頑張って生で食べてます。
スライスしておかかをまぶしたり、他のドレッシングをかけたり…して、なんとか(笑)

yucafe
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良薬、口に苦し…的な。

なので、生で食べやすい新玉ねぎの時期はうれしいですよね。
あと、こんなのも見つけたので試してみました!
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北海道の北見市で作られてる『真白』という玉ねぎです。
袋の裏に『一般的な玉ねぎに比べ、辛みが少なく、甘いうえに身がしまっています。~中略~水にさらす必要もなく、生で美味しく食べられるんです。』と書いてあるんです!!!

高血圧予防にもってこいでしょ(≧∇≦)

yucafe
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本当に水にさらさなくても生でも辛くなかったです!
おいしく食べられました!

 

高血圧予防③かかと落とし

『かかと落とし』ってご存知ですか?格闘技の技じゃないですよ(笑)

この『かかと落とし』、テレビで見たことがあって、美容のために始めようと思ったんですが、ググってみたら『高かった血圧が下がった』という体験談があって、俄然やる気になり早速本を購入しました。

いろいろな方法があるようですが、私のやり方は・・・

・肩幅ぐらいに足を広げる
・床から3cmぐらいかかとをあげて、少し勢いをつけておろす
・50回を1回として、1日3回ぐらい

そんな感じです。

高血圧対策だけでなく、認知症、美容(顔のシミ)、耳鳴り、肥満、冷え性、むくみ、アトピー性皮膚炎、ひざ痛などが改善した…という体験談もありましたので、ぜひ自分にあった方法でやってみてくださいね。

 

頭痛の時は用心します!

一過性脳虚血発作で倒れる前は、頭痛になったら…寝る、よっぽど痛かったら鎮痛剤を飲むぐらいでしたが、前兆として1時間ほど前の頭痛が考えられたので、最近は頭痛がすると…かなり用心します。

今更、用心しても…とも思うんですが、水を飲んで、スマホを肌身離さず持って動いてます。そして入院中に先生に『やって見せて』と言われていた、両手をグーバーグーパーと片足立ちとか、左右のバランスがとれているか動いて確認します。

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一過性脳虚血発作、一番の怖さは症状が一時的なところ

うえにも書いてますが、この『一過性脳虚血発作』という病気のコワさを知ったのは、退院して病名をネットでググったときでした。

脳内の血管の中で、小さな血栓が一時的に血管を閉塞させると神経症状が出現しますが、何らかの理由で再び流れ出すと、症状は回復します。多くの発作は数分間で消失するか、長くても1時間以内に回復するため、そのまま放置する人が多いようです。しかしこの発作は、その後大きな脳卒中の発作をおこす前兆です。TIAの後には、48時間以内に脳梗塞を起こすことが多いと報告されています。
≪http://www.toyoko-stroke.com/explain/ikkasei.html≫

私も救急車で運ばれる時には、すでに症状は回復していました。
だから運ばれた病院で検査後『即入院』と言われたことに納得いかず、先生に涙ながらに帰ることを訴えましたが、有無を言わさず入院!!!

そうです…
あの時、そのまま入院していなかったら、48時間以内に脳梗塞を起こす可能性があった…ということです。

またこんな記述もありました。

TIA発症後の1日以内に治療を受けた場合には、平均20日後に治療を受けた場合と比較すると、その後の大きな脳卒中の発症を80%軽減されたとの報告もあります。
≪http://www.toyoko-stroke.com/explain/ikkasei.html≫

即入院だったのは、救急病院の先生が正しい診断をしてくださったお蔭だったワケです。

ということで…
私にとって、この日、このタイミングだったことは…↓

不幸中の幸いが重なった

一過性脳虚血発作の症状が出たタイミングと場所が、私にとってはかなり幸運でした。

恐らく講師仲間と一緒にいるタイミングで症状が出たとしたら、しばらく休んでる間に症状が治まって『もう大丈夫になったから』と、そのまま帰路についたでしょう。

もし家でひとりの時だったら、もしかしたら症状にも気づかなかったかもしれないし、気づいたとしてもしばらく休んで症状が治まり、何事もなかったように家族を迎えていたでしょう。

いづれにしても、そのまま就寝して、目がさめた時に、もしくは数日後に…脳梗塞を起こしていたかもしれないのです。

一過性脳虚血発作を治療しないで放っておくと、3か月以内に15~20%の方が脳梗塞を発症し、そのうち半数は一過性脳虚血発作を起こしてから数日以内(特に48時間以内が危ない)に脳梗塞になることがわかりました。
≪http://www.ncvc.go.jp/cvdinfo/pamphlet/brain/pamph96.html≫

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しばらくは頭痛がするのがコワくて仕方なかった。
退院から1ヶ月ぐらいした時の就寝前、普段と違う頭痛がして…

このまま寝て、朝、目が覚めなかったらどうしよう…
半身に力が入らなかったらどうしよう…
子どもたちを起こそうか…
いや、起こさずこのまま寝顔を見続けようか…

と不安でたまらなくて…
だんな様に「寝たくない…寝るのがコワい…」と泣きついたこともありました。

健康体の私が脳梗塞の前兆【一過性脳虚血発作】で倒れた日の症状とその後、おわりに

最後に私の経験からポイントをまとめます。

私の一過性脳虚血発作3つのポイント

・前兆はいつもと違う頭痛
・症状は右足に力が入らない、ろれつが回らない
・予防策としては高血圧対策
です。


私には出なかったですが、他の症状として、片方の目が見にくい、片方の手足がしびれる、言葉が出ない…などあります。
そして、こんな症状が出たときには、「気のせい」と思わずになるべく早く専門医を受診することが大切だそうです。

私の場合は、いろいろな幸運が重なり、こうして今では元気に過ごせてます。
そして実はこの一過性脳虚血発作で倒れたこと自体が幸運だった…ということらしいです。

脳梗塞になる患者さんのすべてが、一過性脳虚血発作を経験してから脳梗塞になるわけではありません。残念ながらいきなり重症の脳梗塞になってしまう方もおられます。

そういう意味では、一過性脳虚血発作という軽い一時的な症状で始まる方は、運が良いのかもしれません。脳梗塞にならないように対処できる絶好の機会だからです。
≪http://www.ncvc.go.jp/cvdinfo/pamphlet/brain/pamph96.html≫

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